【あじゅの子育て日記】発達障害の息子が教えてくれたこと。

私の息子は発達障害(自閉スペクトラム症+ADHDの特性あり)を持って生まれました。そんな愛すべき息子との日々や、家族の成長を一生懸命書いています。

⑧今、悩んでいるあなたへ

 

皆さん、おはようございます。

 

今年もあと1ヶ月…

つい最近まで残暑が〜とか言ってたのに。

年々、時間の流れが早くなっているように感じます。

 

そして、次男のハルちゃんはズリバイを覚え、りんちゃんが出してるおもちゃや、食べてるお菓子を狙って猪突猛進!!!

ものすごいスピードで進みます。

小さいおもちゃなど飲み込まないよう、より一層気をつけねばならない…

 

 

 

『⑦1番苦しんでいるのは我が子』の流れでトントントンと投稿したかったのですが、タイミングを逃し続け…今回やっと仕上げることができました。

 

 

今まで投稿してきた記事が少しでも誰かの役に立ち、私の思いが届くことを願っております。

 

 

 

 

りんちゃんは、2019年4月から幼稚園の年少さんデビューを果たしました。

 

入園式の日、制服を着ないと大暴れギャン泣きだったりんちゃんを羽交い締めにしてむたくた着せ、幼稚園へ向かいました。

 

どうやら制服の素材が嫌だったようで、ブラウスとズボンだけはかろうじて着せられましたが、まさかの裸足…

 

今になって思えば笑い話ですが、あの頃はそのことを笑いに変える余裕すらありませんでした。

 

 

現在は、制服も着ることができ、出発時間になると「幼稚園行くー!」と張り切って玄関へ向かいます。

 

 

正直、幼稚園の入園も非常に悩みました。

 

言葉の発達が遅かったため、手を出すことが多く、お友だちと仲良くできるのか不安だったのが1番の原因です。

 

夫や両親、デイサービスの先生、病院の先生、たくさんの人に相談し出た結論は「ダメならやめよう」でした。

 

考えて考えて起こってもいないことで悩むぐらいなら、起きてから悩もう、デイサービスでも楽しく過ごしているようだしとりんちゃんを信じて送り出すことにしました。

 

 

 

通い始めて1年8ヶ月になります。

今のところ謝り事案は1回だけ発生…(この件については日を改めて投稿します)。

 

毎日謝って過ごすのかと思っていたのですが、りんちゃんなりに外の世界で頑張っているのだと思います。

 

 

言葉もメキメキと増え今では少し複雑な会話でも受け答えできるようになってきました。

 

たまにうまく伝わらなくてこんつけることもありますが、パニックを起こして泣き止まないということはほぼなくなりました。

 

思っていることが伝わるようになったのもあると思いますが、それ以上に私たち親がりんちゃんを受け入れ一緒に悩み、一緒に悲しみ、一緒に喜びを分かち合おうとしているからではないかと思います。

 

 

子どもを変えようとするの方もいらっしゃると思います。

 

どんな親でも問題を起こさないで静かに過ごせるに越したことはありません。

 

でも、それは子どもの個性を否定していることになってしまうのではないでしょうか?

 

親が自分自身を変え、子どもを受け入れ、現実を直視することが子どもの発育に大きく影響するのではないかと私の少ない経験からですが思いました。

 

 

自分の気持ちを子どもに押しつけて思い通りにコントロールしようとするのではなく、子どもが今何をしてほしいのかを理解しようとすることが大切だと思います。

 

 

息子はまだ5歳で人生始まったばかり、まだまだこれからたくさんの壁が立ちはだかると思います。

 

その壁にぶつかった時、私たちはあなたにとって1番の味方だからねと胸を張って言えるような親でありたいと思います。

 

 

私の目標は、私たち親がいなくなっても1人で生きていけるように育てることです。

 

そのためには何が必要なのかをしっかり考えて育てていきたいと思います。

 

毎日が実験です。

 

成功する日もあれば失敗する日もあります。

 

時に親をやめたくなる日もあります。

 

お母さんとして自信をなくす瞬間があって当たり前だと思います。

 

皆さんは1人じゃありません。

 


 

少なくても私のブログを読んでくださっている皆さんは、程度に多少の差はあるとは思いますが、みんな同じ思いで、インターネットを検索したり、本を読んでいるのだと思います。

 

 

1人で抱え込まないで、誰かに話を聞いてもらい、心を軽くして、子どもに安心感を与えてあげてほしいなと思います。

 

 

私のブログを読んで少しでも皆さんの心の重荷を軽くすることができたなら、私自身も自分の心の重荷を少し軽くできるのかなと思います。

 

 

人は誰でも、他の人から必要とされたり、誰かの役に立っているという有用感が、生きていく力になると思います。

 

私たちの子どもも、誰かの役に立っている、少なくても親の役に立っているという感情を感じさせるのが、子どもの未来を少しだけ明るくしていくのではないでしょうか。

 

皆さん、一緒に頑張りましょう。