【あじゅの子育て日記】発達障害の息子が教えてくれたこと。

私の息子は発達障害(自閉スペクトラム症+ADHDの特性あり)を持って生まれました。そんな愛すべき息子との日々や、家族の成長を一生懸命書いています。

③りんちゃんを責めた日々

 

幼稚園のお見送りで外に出たら、あまりの寒さにびっくりしました。
雪虫も飛んでいて雪の降る日も近そうです。
毎年スタッドレスタイヤへの交換をギリギリまでせず慌てるので、今年こそは早めにタイヤ交換するぞ…

 

 

さて今回は、うまくいかない育児にイライラし、りんちゃんや家族に当たり散らしていた頃のお話です。

 

 

あの頃の私の気持ちを整理しながらメモしたので、少しでも同じ困り感を持っている方の手助けになればと思っています。

多少聞きづらい表現があるかもしれませんが、当時の気持ちを素直に書いたのでご理解ください。



当時の私は寝不足や夫の帰宅が遅いこと、りんちゃんが全く言うことを聞いてくれないということにとてもイライラしていて、りんちゃんと夫に当たり散らしていました。

 


私の性格上、何事も手を抜くことがとにかく苦手で、何でも完璧にこなしたいと思っており、泣いているりんちゃんを後回しにして家事をすることも多々ありました。

 


今になって思えばりんちゃんからの逃避だったのかもしれません。
「忙しいの見ててわからないの?黙ってiPad見ててよ」など、とてもひどいことを言ったのも一度や二度ではありませんでした。

 


りんちゃんが歩くようになった頃、出かけるので「鍵を閉めるから待ってて」と言っても言うことを聞かず、アパートの階段を1人で降りようとするりんちゃんに「何で危ないから待っててがわからないの!?」と怒鳴り、心の中で階段から落ちてもしょうがないか…と思ってしまった時もありました。
ハッとして我に返り、一瞬でもそんな考えをした自分が嫌になり、さらに自分を責めて余計落ち込んでいました。

 

 


あの頃のことを思い出しながらブログを書いているのですが、当時の私はどうやってりんちゃんと暮らしていたのかあまり記憶がありません。

 


何をして遊んでいたのか、何を食べていたのか。


こんなこともあったな〜と思い出すのは、嫌な記憶ばかりです。


ちょっと遠いショッピングモールへ出かけるだけでも一苦労。
チャイルドシートに乗りたくないと大暴れ、乗ったと思えば着くまでギャン泣き、着いたと思えばカートに乗らないで抱っこ。

子どもと出かけることがこんなにも難しいことだったなんて知りませんでした。


その頃、りんちゃんの発達障害に気づいていなかったため、りんちゃんの気持ちを優先せず私に合わせて行動していたことがお出かけを難しくしていた原因の一つだったと思います。


りんちゃんからしたら、何でやりたくないことをやらせるの?と言いたくなりますよね。

 


結果、お互いにイライラしてしまい私は怒鳴る、りんちゃんは癇癪を起こすという悪循環になっていました。


怒鳴られてるりんちゃんは何に怒鳴られているかわからず、怒鳴っている私は「お母さん失格だ」と自分自身を追い詰める。

 

1番辛かったのは、寝顔を見た時です。
どうしてこんなに愛おしくて、かわいくて、大切なのに、毎日毎日ガミガミ怒らなきゃならないんだろうと自分のしていることに後悔し泣く夜もありました。

 

 

 

今だからわかることは、子どもを怒鳴って泣かせて解決するのではなく、子どもが何について納得していないのかを見極めることが大切なことだったと思います。


言葉が未熟な場合、聞き出すことができず苦労するかと思います。
なので、そこは親が冷静になり「こうしたかった?こっちがよかった?」と代弁して気持ちに寄り添う姿勢を見せると子どもは何かしら答えてくれるはずです。

 


私もまだまだ修行の身。
未だにりんちゃんのことで頭にきて、必要以上に怒ってしまいますが、そんな時はりんちゃんに「ママしつこい!!」と言われてしまいます…とほほ…

 

きっと子どもは完璧な親よりも、自分に寄り添い1番の味方でいてくれる親を求めているのだと思います。

 

子どもを怒鳴って泣かせて制御するのではなく、子どもに寄り添って解決への道を一緒に探す親になりたいなと私は思っています。

 

これからも広い心で毎日のトラブルを笑い飛ばせる母親を目指します…。