【あじゅの子育て日記】発達障害の息子が教えてくれたこと。

私の息子は発達障害(自閉スペクトラム症+ADHDの特性あり)を持って生まれました。そんな愛すべき息子との日々や、家族の成長を一生懸命書いています。

あめあめふれふれ

 

先日、幼稚園から「雨の日散歩をしたいと思うので朝から雨が降っている場合は必ず長靴とカッパを着せて登園させてください」とお知らせがあり、長靴もカッパもなかった我が家は、大急ぎで購入しました。

 

 

 

そして今日は朝から雨。

買ったばかりのものを着せる時は何だかウキウキします。

 

 

「そろそろ行くよ〜」

と出発5分前に声をかけたら

「ゲームの続きを作ってないから今日どこも行かない!!」

と怒り出し、ゲームをやめれないりんちゃん。

 

 

まだ5分あるから大丈夫かな?と思っていたけど大丈夫じゃなかった…

 

 

出発時間を過ぎてもやめれないりんちゃん。

 

 

そして、

「今日どこも行かない!!」

と怒鳴るりんちゃん。

 

 

 

アレクサに鬼を召喚してもらいました。

 

 

正直、この鬼で何とかするやり方あまり好きじゃないけど今のところ1番効果あるから頼ってしまう。

(鬼が効かなくなった時、困るのは私…)

 

 

本来であれば、時間を目と耳で理解させて出発の時間に合わせてゲームをやめてもらうのがいいんだろうけど…

 

 

先読みが苦手なりんちゃんはゲームをどのぐらいで終われるか自分でもわかっていないのに、途中で声をかけられ中断させられたと怒ってしまうんだろうな。

 

だから、目で見てわかるタイマーを使って「あと5分ね」と提案するべきだったと反省しました。

 

 

とりあえず今回は鬼の力を借りて出発。

 

 

2人で傘をさしながら、普段見ない長靴とカッパ姿があまりにも子どもらしくてかわいくてキュンとする母。

 

 

そんな母をよそに

大きな水たまりへ向かうりんちゃん。

 

 

絶対やるだろうなと思って見ていたら案の定

バシャバシャバシャーーーーー!!!

と走って横断してました。

 

 

それもまた、一興の翁。

 

 

 

続報なのですが、

昨日デイサービスから帰宅してすぐ

「ママ、髪切って!耳出るぐらい!かっこいい男になりたいから!」とりんちゃん。

 

 

誰の受け売りなのかは不明ですが、愛する息子がかっこいい男になりたいと願うなら叶えるしかない!!!

 

・バリカン

・すきバサミ

・ヘアカッター

の使用禁止という縛りで厳しい戦いでしたが、無事ショートヘアに仕上げることができました。

 

 

りんちゃんが髪を切ることを受け入れてくれなければ、この戦いに勝利することはできなかった。

 

 

りんちゃんの心の成長に感謝です。

 

 

帰宅して機嫌がよかったらハサミでツーブロックに挑戦したいな。

 

 

 

 

お久しぶりでございます

 

去年の12月、

ハルちゃん謎の発疹による入院騒動があってから、

ブログを書く手を止めてしまっていました。

 

書かなきゃ書かなきゃ…と思っていた時、

ババが「ゆるく気負わずに再開したら?」

と言ってくれたので

ゆる〜く、ゆる〜く、再開したいと思います。

 

 

なので今日は、

最近のりんちゃんについて書きます。

 

 

8月で6歳になったりんちゃん。

『6歳になったらトイレでウンチする』

という約束をしていたけど未だオムツにしてます。

 

「ウンチ出る!」

という申告はあるから

「そのままトイレで踏ん張ってみたら?」

と提案しても

「かたいウンチだからトイレでできない」

とのこと。

 

おしっこはバッチリだけど

ウンチはまだ難しいようなので

りんちゃんのタイミングに合わせて

進めていきたいと思います。(入学までには…)

 

 

 

昨日、

ダメ元で「髪切らない?」と言ってみたら

「いいよ!」と言ってくれました。

 

 

 

ママ歓喜キタ━(゚∀゚)━!

 

 

イスに座りYouTubeでマリオを観ながら

切らせてくれました。

 

切った髪が体に付くことだけ嫌だったので

その都度シャワーで流しながら。

 

前まではハサミを見ただけで

泣いて逃げ回っていたのに。

 

安定のおかっぱですが…笑

 

 

こんな日が来て本当に嬉しい!!!

お店で切れる日も近そうです。

 

 

 

ブログを書くとりんちゃんのことを

見つめ直すいい時間になるので

これからものんびり続けていきたいと思います♪

 

 

P.S.

ミスドで買ったチョコファッションのチョコのところだけキレイに食べてる人がいました。

皆さん、犯人はお分かりですよね?

ダメダメダメな失敗の日

 

 

今回は、忘れないように投稿するので読んでて嫌な気持ちになる方がいらっしゃるかもしれません…

ご理解いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 

 

完璧なお母さんってなんだろう。

 

 

 

 

この世に完璧なお母さんが存在するのなら私は完璧じゃないお母さんだ。

 

 

 

20:00〜22:00まで私は家族に当たり散らして過ごした。

 

 

自分のスケジュール通りにいかなくて、ただそれだけのことで怒り爆発だった。

 

 

ハルちゃんの熱が上がって早く寝かせたかったのに、寝るよのタイミングで「お腹空いた、ご飯食べたい、お菓子食べたい」と言い出す男。

 

突発性発疹でいつもより手がかかりアップアップしてるのに残業してる男。

家族のためにお仕事してるのは重々承知してる。

でも、イレギュラーな時はなるべく早く上がってほしいと思ってしまう。

 

 

 

毎日毎日いろんなことを我慢してて…もちろん楽しいこともたくさんある。

 

その積み重ねに押しつぶされると私は大爆発を引き起こす。

 

それがたまたま今日の夜だった。

 

 

時を戻せるなら20:00にりんちゃんが「ご飯食べたらお菓子食べたい」と発言してきた時に戻って「いいよ、食べたら歯を磨いておやすみだよ」と優しく言いたい。

 

 

具合悪くて泣いてるハルちゃんに「寝るタイミングで寝ないからでしょ!泣いてもダメ!!」と怒鳴ったことを取り消したい。

 

 

「読み聞かせ終わったら仕事戻るよ」と言ってくれたパパに「ありがとう、助かる」と甘えたい。

 

 

 

後悔。

 

後悔。

 

後悔。

 

 

 

あれだけ、りんちゃんに切り替え切り替えと言っていて自分は全くできてない。

 

 

 

世の中のお母さんはどうやってイライラを切り替えているのだろう?

 

 

誰か具体的な方法を教えてください。

 

切実に…

 

 

 

そんな日もあっていいと思うと言われても、私は今日のできごとをずっと忘れないで悔やみ続けると思う。

 

 

 

ここに投稿して、読み返し、同じことを繰り返さないようにしたい。

 

 

明日からまたがんばる。

ごめんね、うちの男子たち。

お兄ちゃんへの道

 

こんばんは。

 

今朝、ハルちゃんに授乳していたら口の中がいつもより熱かったので熱を測ったら36.9度。

 

 

なんだか嫌な予感…

 

 

1時間ほど昼寝をし、14:00ごろ熱を測ったら38.2度

手が冷たく、足はぬるい。

寝たばかりなのに眠そうにしていた。

 

 

15:30ごろ熱を測ると39.2度!!!

 

汗だくで起きたから着替えさせたけどグズグズで泣いていた。

もしかしたら、突発性発疹かもしれないので様子見。

ずっと眠そうにしている。

 

抱っこで授乳すると落ち着くのか泣かずにいる。

 

17:20ごろ、りんちゃんがデイサービスから帰宅。

ハルちゃんを抱っこしたままお出迎え。

 

 

すると玄関先でハルちゃんのふくらはぎを触り「ハルちゃんのぼせてない?」と一言。

 

 

ママ「えー!?わかるの?ハルちゃんお熱なんだよね」

りんちゃん「だと思ったよ!ハルちゃんのぼせてる!」

 

 

兄弟の絆?なのかしら??

 

ハルちゃんもりんちゃんが帰宅してからグズグズが少なくなったように感じる。

 

その後、りんちゃんだけご飯を食べ、ウンチをしたくなったようで「パンツ履かせて」と言ってきたが、ハルちゃんにおっぱいをあげていたため動けず…

 

「ハルちゃんにおっぱいあげてるから自分で履いてくれると助かる、ごめんね」と言うと「いいよ」と言って履いてくれた。

(大人な対応)

 

 

ウンチは出なかったようで、恐れていた「お風呂入ろう」が始まった。

 

「ハルちゃん寝てて抱っこしてなきゃならないからパパのお仕事終わるまで待っててほしい」と伝えたけど「入りたい!!」と怒り始め、困っていたらパパが休憩に入ってくれた。

 

そのパパに「ママさ、ハルちゃん熱あって抱っこしてなきゃダメだから、パパ一緒にお風呂入らない?」と誘っていた。

 

お風呂に入りたい気持ちを抑えるのは難しいけど、状況を把握して柔軟に対応できることに驚いた。

 

 

30分ぐらい経った頃、「もうパパいじわるするから遊びたくない!!」と怒って上がってきた。

 

りんちゃんによると、パパがわざと釣り竿を離したから磁石がぶつかって痛かったとのこと。

 

パパによると、引っ張り過ぎて離れちゃった、ぶつかったのは知らなかったとのこと。

 

20分ぐらいプリプリ怒っていて、「ママ、パパにお話ししてきて!」と仲裁してほしい様子。

 

りんちゃんが上がっている隙にパパは洗い終わっていた。

 

「釣り竿の磁石が当たって痛かったらしいよ」と伝えると「え、そうだったの?知らなかった。りんちゃんごめんね」と謝るパパ。

 

 

りんちゃんも引くに引けなくて、仲直りのきっかけがほしかったようだった。

 

パパが謝るとすぐにお風呂へ戻り「パパと遊びたい!」と言い出した。

 

空腹のパパがかわいそうだったから「ママと入ろう?」と誘うと「パパと遊びたいの!」と鼻を鳴らした。

 

すると「パパが大人になるよ」と私の肩に手を乗せお風呂に入っていった。

 

 

お仕事でお疲れ&空腹の中、倫太郎に合わせてくれてありがとう、心の底からありがとう。

 

仲良く遊んでいる声が聞こえる。

 

 

すると、「ママー!りんちゃん1人で全部洗えたよ!」と張り切って上がってきた。

どうやら頭・体・顔を自分で洗ったらしい。

「頭の匂いかいでみて!手もほら!」とご機嫌の様子。

 

 

きっとハルちゃんの具合が悪くて付きっきりなのが少し寂しいのかもしれない。

 

 

 

我慢できるところ、できないところ、まだ波はあるけど、ハルちゃんが生まれ気持ちの面で以前とは比べものにならないほど成長しているように感じる。

 

 

りんちゃんなりに一生懸命かっこいいお兄ちゃんになろうとしているようだ。

⑧今、悩んでいるあなたへ

 

皆さん、おはようございます。

 

今年もあと1ヶ月…

つい最近まで残暑が〜とか言ってたのに。

年々、時間の流れが早くなっているように感じます。

 

そして、次男のハルちゃんはズリバイを覚え、りんちゃんが出してるおもちゃや、食べてるお菓子を狙って猪突猛進!!!

ものすごいスピードで進みます。

小さいおもちゃなど飲み込まないよう、より一層気をつけねばならない…

 

 

 

『⑦1番苦しんでいるのは我が子』の流れでトントントンと投稿したかったのですが、タイミングを逃し続け…今回やっと仕上げることができました。

 

 

今まで投稿してきた記事が少しでも誰かの役に立ち、私の思いが届くことを願っております。

 

 

 

 

りんちゃんは、2019年4月から幼稚園の年少さんデビューを果たしました。

 

入園式の日、制服を着ないと大暴れギャン泣きだったりんちゃんを羽交い締めにしてむたくた着せ、幼稚園へ向かいました。

 

どうやら制服の素材が嫌だったようで、ブラウスとズボンだけはかろうじて着せられましたが、まさかの裸足…

 

今になって思えば笑い話ですが、あの頃はそのことを笑いに変える余裕すらありませんでした。

 

 

現在は、制服も着ることができ、出発時間になると「幼稚園行くー!」と張り切って玄関へ向かいます。

 

 

正直、幼稚園の入園も非常に悩みました。

 

言葉の発達が遅かったため、手を出すことが多く、お友だちと仲良くできるのか不安だったのが1番の原因です。

 

夫や両親、デイサービスの先生、病院の先生、たくさんの人に相談し出た結論は「ダメならやめよう」でした。

 

考えて考えて起こってもいないことで悩むぐらいなら、起きてから悩もう、デイサービスでも楽しく過ごしているようだしとりんちゃんを信じて送り出すことにしました。

 

 

 

通い始めて1年8ヶ月になります。

今のところ謝り事案は1回だけ発生…(この件については日を改めて投稿します)。

 

毎日謝って過ごすのかと思っていたのですが、りんちゃんなりに外の世界で頑張っているのだと思います。

 

 

言葉もメキメキと増え今では少し複雑な会話でも受け答えできるようになってきました。

 

たまにうまく伝わらなくてこんつけることもありますが、パニックを起こして泣き止まないということはほぼなくなりました。

 

思っていることが伝わるようになったのもあると思いますが、それ以上に私たち親がりんちゃんを受け入れ一緒に悩み、一緒に悲しみ、一緒に喜びを分かち合おうとしているからではないかと思います。

 

 

子どもを変えようとするの方もいらっしゃると思います。

 

どんな親でも問題を起こさないで静かに過ごせるに越したことはありません。

 

でも、それは子どもの個性を否定していることになってしまうのではないでしょうか?

 

親が自分自身を変え、子どもを受け入れ、現実を直視することが子どもの発育に大きく影響するのではないかと私の少ない経験からですが思いました。

 

 

自分の気持ちを子どもに押しつけて思い通りにコントロールしようとするのではなく、子どもが今何をしてほしいのかを理解しようとすることが大切だと思います。

 

 

息子はまだ5歳で人生始まったばかり、まだまだこれからたくさんの壁が立ちはだかると思います。

 

その壁にぶつかった時、私たちはあなたにとって1番の味方だからねと胸を張って言えるような親でありたいと思います。

 

 

私の目標は、私たち親がいなくなっても1人で生きていけるように育てることです。

 

そのためには何が必要なのかをしっかり考えて育てていきたいと思います。

 

毎日が実験です。

 

成功する日もあれば失敗する日もあります。

 

時に親をやめたくなる日もあります。

 

お母さんとして自信をなくす瞬間があって当たり前だと思います。

 

皆さんは1人じゃありません。

 


 

少なくても私のブログを読んでくださっている皆さんは、程度に多少の差はあるとは思いますが、みんな同じ思いで、インターネットを検索したり、本を読んでいるのだと思います。

 

 

1人で抱え込まないで、誰かに話を聞いてもらい、心を軽くして、子どもに安心感を与えてあげてほしいなと思います。

 

 

私のブログを読んで少しでも皆さんの心の重荷を軽くすることができたなら、私自身も自分の心の重荷を少し軽くできるのかなと思います。

 

 

人は誰でも、他の人から必要とされたり、誰かの役に立っているという有用感が、生きていく力になると思います。

 

私たちの子どもも、誰かの役に立っている、少なくても親の役に立っているという感情を感じさせるのが、子どもの未来を少しだけ明るくしていくのではないでしょうか。

 

皆さん、一緒に頑張りましょう。

 

最近のりんちゃん

 

なんだか落ち着いてブログを書く時間を取れず…なかなか投稿できませんでした。

なんでこんなに時間がないのか、なぞです。

時間の使い方が下手くそなのでしょう。

はるちゃんが寝てる隙にと思っても一緒に寝ちゃう。

りんちゃんに相談したら、きっと「そんなもんだろ〜」と言うに違いない。

 

 

実は、11月に入ってすぐ発達検査の結果診察があり、そのことも投稿したいのですが、まだまとめていないので時間を作って仕上げたいと思います。

 

 

なので、今回は最近のりんちゃんについて投稿したいと思います。

 

 

相変わらず、

・魚

・釣り

・ゲーム

YouTube

・お菓子

・アイス

・ジュース

が大好きで、これ無しでは生きていけなさそうです。

 

これに加え、レゴにも興味を持ち始めました。

小さな部品を外せなくて怒ることもありますが、オリジナルの魚を作って楽しそうに遊んでます。

 

ストーリーを自分で考え、あーでもないこーでもないと言って私たち親にも役を与え、セリフや演技の指示を出してきます。

ちょっと間違うと「違う!」と指導が入ります。

 

前までは作って終わりだったのに、今では頭の中でストーリーを組み立て表現できるようになりました。

 

これが成長するということなのかぁとしみじみ感じました。

きっと5歳児であれば、できて当たり前のことなのかもしれませんが、我が家の場合それすら大きな一歩なのです。

 

 

今朝の話ですが、「ママ、一緒に海賊船作って遊ばない?」と声をかけられたのですが、療育へ行く準備をしたかったので「シャワー終わったらいいよ」と伝えると「いつまでも、いつまでも」と言われました。

 

りんちゃんはきっと「いっつも待ってねだ」と言いたかったのだと思います。

振り返ると「ちょっと待ってね」が増えてきたような…

 

子どものペースに合わせることが大事なのは重々承知していますが、優先できない時もあり悲しい思いをさせているのかもしれないと、ハッとさせられました。

 

その後、ご機嫌で遊んでいたのでその隙に洗面所で準備をしていたら、はるちゃんがフガフガし始めました。

一旦、準備をやめ居間へ行くと、りんちゃんが遊んでいる途中にも関わらず、はるちゃんを自分の近くまで移動させ一緒に遊んでいたのです。

 

 

これまた成長を感じました。

さっきまで、はるちゃんに顔を叩かれ「もうはるちゃんと遊びたくない!」とプリプリ怒っていたのに。

 

 

子どもの成長は早いとよく耳にしますが、本当にその通りだなと思いました。

昨日できなかったこと、さっきできなかったことが、いつの間にかできるようになっている。

 

先ほど優先できない時もあるとお話ししましたが、こういう光景を見ると目を離してはならぬ‼︎という気持ちになります。

 

 

あっという間に過ぎ去る、今のりんちゃんとの時間をこれでもかってほど楽しもうと思いました。

 

⑦1番苦しんでいるのは我が子

 

お天気に恵まれたので、溜まりに溜まっていた洗濯物を3回に分けて回しました。

赤ちゃんとはいえ、家族が1人増えると洗濯物も増える…。

 

 

さて今回は、1番苦しんでいるのは我が子について投稿したいと思います。

 

 

ここまでのブログを読んでいて、お母さんは辛いねと思ってしまうかもしれません。

もちろん、辛い時もありますし、やめたいと思ったことは何度もあります。

 

しかし、誰よりも辛いのはりんちゃんなんだと思います。

言葉が伝わらない、自分の気持ちを理解してもらえないということは、知らない言葉を話す国で暮らすようなものです。

 

皆さんも想像してみてください。

1時間目から6時間目まで英語で授業される毎日を。

とても残酷な話です。

喉が渇いたからお茶を飲みたいということすら伝わらない現実とぶつかっているのは、私たち親ではなくりんちゃんなのです。

 

どうして僕の気持ちをわかってくれないんだと大暴れした後、りんちゃんはとても後悔しているはずです。

 

パニックを起こし制御不能になった時こそ、叱るのではなく「どうしたの?」と気持ちをくみ、歩み寄り「辛かったね」と優しく背中をさすってあげられるお母さんになりたいと思っています。

 

 

りんちゃんは3歳になった頃から言葉が増え、単語から2語、3語と長く話せるようになりました。

 

最初は宇宙語の組み合わせで全く理解できませんでした。

それでも一生懸命伝えようとする姿勢に感激したことを今でも覚えています。

 

 

出かけ先のエレベーターで宇宙語を話していた時のこと。

たまたま乗り合わせた見ず知らずのおばさんが

「何歳なの?」と声をかけてきたので「2歳です。」と答えたら、「男の子は話始めるの遅いからね〜。うちの孫は2歳前から話出して楽しいのよ〜。」と言われ、何となくショックを受けたこともありました。

 

悪気はなかったんだと分かっていても、話せる=えらい!みたいに聞こえたからです。

 

 

今となっては口から生まれたの?と思うほど毎日毎日ペラペラと話しています。

 

私が「しつこい!」と注意すると「自分がしつこいって言った人が、自分がしつこいんだよ!」(しつこいと言った人が、しつこいんだよ!と言いたいのだと思います)と返してきます。

最近のブームらしく、しょっちゅう言ってきます。

しつこいの部分を違う言葉に変えるなどアレンジを加えてきます。

 

どうやらデイサービスのお兄ちゃん(小学生)のマネをしているみたいです。

 

 

こんなこともありました。

 

寝かしつけの時、口で「ブッ」と言ってきたので「りんちゃんおならした?」と冗談で聞いたら、聞いたのが悪いとこんつけ「明日ママと楽しく遊ばないから!りんちゃん1人で楽しく遊ぶから!先生にママが優しくしなかったって言うから!パパにママが優しくしなかったってノートに書いてもらうから!」とあーでもないこーでもないと話していました。

 

よく分からないところで怒り始めることより、むしろここまでの長文をつまずくことなくすらすら話したことに、私は感動してしまいました。

 

その後、私から「おならした?って聞いてごめんね」と謝ると「いいよ」と言って許してくれました。

 

 

 

会話が成り立つようになると同時に手に負えないほどの大爆発も減り、話し合いで解決する回数も増えてきました。

 

りんちゃんの頭の中が少し理解できるようになったおかげで、気持ちに余裕が生まれ、宇宙語だった日々も懐かしくて愛おしいと寂しくなる時もあります。

 

 

あの頃の私は、この苦しみや辛さが一生続くと思っていましたが、そのうち「うるせぇ!クソババァ!」と言って離れていくのだと思うと今から寂しいです…。

 

 

なので、後悔しないよう「ママ!聞いて!」の声に耳を傾け、りんちゃんのおもしろおかしい話を楽しみながら育児をしていきたいなと思います。